科学技術が社会の中に深く浸透し、私たちの日常生活を支 える現代において、理科や算数?数学科やその教師に期待さ れていることは何なのでしょうか。現在の日本の学校には、当 たり前のように理科や算数?数学科という教科が設置されて いますが、その存在意義や学ぶ意義が今後ますます問われて いくように思います。理数教育専攻では、理科や算数?数学 科の意義について一人ひとりが考え続けるとともに、理科や 数学の専門的知識だけでなく、それを教える際に必要な知識 を身に付け、どのように授業を設計していくのかについて学 びます。子どもたちに理科や算数?数学の面白さ、奥深さを 伝えられるような教員を目指してみませんか。

理数教育専攻では、小学校の教員や中学校、高等学校の数 学、理科の教員を目指す学生が集まっており、大学での講義 や実習などを通して仲間たちと高めあいながら、日々教師に なる為に努力しています。算数?数学教育分野では専門的な 数学の知識はもちろんのこと、教育法等の授業を通してどの ように子供たちに授業をしていけば良いのかを学ぶことがで きます。そして3年目からはゼミに所属し、自分が興味のある ことを更に深く学ぶことができます。私は数学教育学ゼミに 所属して、日々仲間と意見交流をしながら新たな視点で算数 や数学の授業を考えています。このような素晴らしい環境で 皆さんも一緒に教員を目指してみませんか。

分野分属の時期と方法

理数教育専攻では、入学時に算数?数学教育分野、理科教育分野の2つの分野のどちらに所属するかを決めます。所属分野志望調査票で意向調査を行い、志望者数が各分野の受入れ予定人員を超えた場合は、前期日程、後期日程それぞれの入学試験の総合成績を用いて決定します。