専攻紹介生活創造教育専攻
身の回りの科学?技術を理解し、子どもの発達を支援する教育
?生活創造教育専攻の授業
教育フィールド研究Ⅳの一コマ(稲刈り体験)
教育フィールド研究Ⅳの一コマ(酪農体験)
教員からのメッセージ
大矢 智
(総合技術教育分野)
専門は木材加工学です。木材は釘や接着剤とともに、形状を加工して、はめ込んで接合することがあります(ほぞ接合と言います)。そのような木材接合部の強度について研究してきました。また、近年は廃棄木材を原料とした紙づくり教材についての研究を行っています。講義では、木材の組織構造やその強度、合板などの木質材料の種類と特性、鋸やかんななどの木工具の構造と使用法について話しています。また、日本人が使ってきた木の種類、森林の存在によって生じる人の暮らしへのメリット、紙の歴史と発展などについても講義しています。
学生からのメッセージ
勝部 悠理
( 家庭科教育分野 2年)
これから将来を生きていくにあたり必ず必要となる「生きる力」について考え、子どもたちを教育していけるようになりたいと思い、この専攻を選びました。
講義では衣食住についてだけでなく子どもの貧困やそれに対する福祉の体制などについて学び、様々な視点から社会を見ました。また、生きる力は知識だけでなく多くの経験や考察する力があってこそ身につくもので、自分が子どもたちをそのように育てることができるような教師になりたいと思います。
生活や社会について興味がある方一緒に家庭科分野で学んでみませんか?
分野分属の時期と方法
生活創造教育専攻では、総合技術教育分野?家庭科教育分野のどちらに所属するかは入学時に決定します。
合格発表の後、合格された方には、入学のオリエンテーション前に、郵送その他の方法により、所属分野志望調査票による意向調査を行います。志望者数が各分野の受け入れ予定人員を超えた場合にはセンター試験の成績を用いて決定します。分野分属結果は、入学のオリエンテーションの日に受付で掲示します。